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家庭教師のバイトを始めたきっかけ
大学受験時代は、塾に行かず、自分で勉強していました。
その際、ただ受験に出るところを教え、カリキュラムを消化していくのではなく、わからないところを把握し、そこを丁寧に学んでいくことが大切だと感じました。
結果、第一志望の大学にも合格することができました。
そのため、その経験をアルバイトに生かしたいと考えるようになりました。
かつ、塾ならではの教材使用やマニュアルなどの制約が多い塾講師を避け、家庭教師というアルバイトを選択しました。
また、将来は人と接する仕事に就こうと思っていました。そのため、生徒さん、ご家族と関わることが活かせると思ったのも理由です。
生徒さんにやる気がなければなんの効果も生まない
家庭教師の仕事で苦労した点、大変だったこと、それは生徒さんの成績があがらないことが、とにかく大変でした。
指導法が間違っていなくとも、そもそも生徒さんにやる気がなければなんの効果も生みません。
特に、勉強が嫌いだと思っている子、それに加えて、自らは家庭教師などやりたくなく、親御さんが家庭教師をつけた場合には、さらに大変でした。
そういう子は、まずは勉強の習慣をつけさせること、何をやるべきかを教えること。
こういった基本的なことすらできていないので、そこからのスタートが大変かつ根気のいるものでした。
また、特殊な例ですが、不登校、ひきこもり、情緒不安定の生徒さんも大変でした。
指導中に突然暴れたり、脱走したりします。
メンタルを維持させつつ、勉強を継続させることは非常に大変でした。
反対に中学受験のための家庭教師など目標がはっきりしている生徒は教えやすかったです。
小さなことは、勉強が好きになったこと
家庭教師の仕事でやりがいを感じたこと、感動したことは、なんといっても、生徒さんの喜ぶ顔を見たときです。
小さなことは、勉強が好きになったこと。
小さなことですが、しかしこれがなによりも、生徒さんにも親御さんにも一番喜んでいただけることです。
勉強が好きになれば、勉強に対する自主性が伸び、勉強に加え、指導についてと、一過性のものではなくなるからです。
次は、希望校に合格させたときです。
生徒さんの一生懸命の頑張りを、形にしてあげることができた充実感。
生徒さんに自信をもってもらえるようになったこと。
そしてなりより、輝かしい未来の一つを形成するお手伝いができたことは、相当なやりがいです。
実際に、ご家庭の都合で受験直前に引っ越された生徒さんがいらっしゃいましたが、わざわざ合格の報告とお礼の手紙などをいただきました。
嬉しかったです。
よい家庭教師とは
よい家庭教師とは、プロ家庭教師だろうがバイトだろうが、まずは、生徒さんの「わからない」をわかってあげること。
これに尽きると思います。
まず、生徒さんがどこにつまづいているのかを把握し、そこをクリアするまで丁寧に教える。
それを何度か繰り返していくことで、生徒さんの苦手が見えてくる。
その上で、その生徒さんにあった独自のプログラム形成ができるのです。
そこまでやってくれる先生が、いい先生だと思います。
生徒さんは、わからないことがわからない、でいいんです。
それを把握するのは、家庭教師の役目です。